飛蚊症
飛蚊症とは
飛蚊症とは糸くずとかごみのようなものがみえることをいいます。
飛蚊症の原因の多くは生理的飛蚊症で、この他、加齢に伴う後部硝子体剥離も原因になります。 注意が必要なのは、病的な飛蚊症があるということです。網膜剥離、眼底出血、眼内の炎症も飛蚊症として、自覚されます。
精密眼底検査を希望される方に
当院では精密眼底検査も行っております。これは散瞳薬ミドリンP(瞳を広げる目薬)を用いて、眼底(目の中)の状態を隅々まで調べる検査です。糖尿病や高血圧、緑内障、網膜剥離などの病気が発見されることがあります。
また、白内障の診断においても必須の検査です。飛蚊症(ごみみたいなものが見える)の原因を調べるためにも必要です(多くが生理的飛蚊症ですが、一部に病気が隠れています) 早期発見にお役立てください。
万が一病気が発見された場合、治療施設のある病院を紹介しております。尚、検査後6時間は薬の影響で見づらい感じが続きますが、一過性のものですから心配はいりません。
車を運転しての来院は避けてください
ごく稀ですが、散瞳剤に対するアレルギー反応で(ミドリンPアレルギーという)、眼が真っ赤になる人がおられます。この場合は検査は中止となりますので、御了承下さい。
多くは、生理的飛蚊症ですが、残念ながら一部網膜剥離になった方がいます。若い人の場合、視力1.2と見えないわけではないので、特に注意が必要です。
↓ ↓ 網膜剥離を起こしている。 ↓ ↓